2009年1月26日月曜日

フィリピン研修!

茨城県つばさ連絡会がアジアの女性たちとの交流を深めるために企画したスタディツアーに参加しました。

1/18~1/21の3泊4日のハードなフィリピン研修でした。
JICA「フィリピン女性センター強化力プロジェクト」の現場でチーフアドバイザーを4年間されていた方の協力でこのような研修が実現しました。

訪問先は

①特定非営利活動法人ソルト・パヤタス 
パヤタス、カシグラハンというゴミ山周辺のスラムに暮らす人々への支援を行っているNPO/NGOで、特に、学校へ行けない子供たちの奨学金支援を活動の柱としています。

②女性のための職業訓練センター TESDA
フィリピン国内関連省庁のみならず、NGO、労使団体、研究機関等民間の組織と協力連携の上、各種訓練、調査研究、啓発という3つの活動を総合的に実施することにより、アジア太平洋地域における女性の経済的エンパワメントを促進し女性の社会経済的な地位の向上に資することを目的としています。


③フィリピン・女性の役割委員会
大統領府直属の政策立案機関でジェンダーと開発についての研修、調査と政策研究・法律関連改正、フィリピン女性についてのデータベース開発などを行っています。

事前研修を行い現地に到着!

素敵な通訳さんと運転手を含む4人のスタッフが、私たちの研修に同行してくれました。


通訳さんのおばあちゃんは沖縄の人だそうです!
とても優秀な方で、原稿無しでフィリピンの歴史、文化等を交えて見事な通訳をしてくれました。

18日、研修第1日目は空港から直行。スモーキーマウンテンです。
そこは、マニラ市内のゴミが長年、運び込まれ、21ヘクタール、高さ30メートルのゴミ山ができ、それが自然発火して常に、煙を上げていたことから、「スモーキーウンテン」と呼ばれたそうです。

およそ3000世帯、2万1千人を超える人々が生活していた地域で、住民の多くはマニラに職を求めて、貧しい島々の農村からやってきた人々でした。しかし、職を見つけることが出来ず、ここに住み、マニラからトラックで運ばれてくるゴミの中からガラスビン、アルミ、鉄などの換金可能なゴミを拾い、それをお金に換えて、生活をしてきました。このようなゴミを拾って生活する人々をスカベンジャー(英語:Scavenger)と言うそうです。

フィリピン政府はこのスモーキーマウンテンを国家の恥部とし、1994年からゴミの廃棄禁止に踏み切りました。私たちが見たスモーキーマウンテンは、既に草で覆われていました。

途中の街並み。お祭りでした。


スモーキーマウンテンが近づいてきました。


到着すると住民に選ばれた女性の区長さんが(バランガイ=最小自治区)迎えてくれました。
長年、子どもたちに無償で勉強を教えてきた幼稚園の先生でした。

政府は、ゴミ山を廃止した1995年に一般の住宅よりも格段に安く購入できるアパートを、16年や25年の分割払いで提供しました。しかし、完済になるまでは価格の2倍、3倍の金額になり、住民にとってはとても重い負担になっています。
その一室を見せていただきました。真っ暗なので「電気は?」と聞くと何年も前から電気代が払えず止められているとのことでした。
部屋には子どもさんとお母さんがいました。子どもさんを1人、2人と数えると私には全部で6人の子どもがいると誇らしげに笑顔で話してくれました。
家族8人が4畳くらいの部屋で生活をしていました。



翌日はゴミ山の周りで暮らす人たちの支援の活動を見せていただきました。
スモーキーマウンテンを退去させられた一部の住民はスモーキー・バレーをはじめとする別の処分場周辺に移り住み、スカベンジャーとして生活する状況が続いています。

途中の街の様子です。


パヤタスに到着。

ここは商店街になるところのようで、肉や魚が売られていました。


洋服も売られています。床屋さんも。


ソルトの事務所で話しを聞かせていただき、視察に!

ゴミ山の写真です。ここの位置からしか写真撮影は許されませんでした。
このゴミ山の隣に閉鎖されたゴミ山があります。
2000年7月10日朝8時、降り続いた雨により、ゴミ山が直線距離にして約100m、高さ50mに渡って崩れ、約2ヘクタールの地域を飲み込みまれました。その地域には約300件の家屋と、2,000人前後の人々が住んでいたそうです。また、当日はジープニーストライキが予定されており、小学校・高校は休校となっていました。平常では居ないはずの多くの子供たちが家に居て、犠牲者となったそうです。 死亡者数は700人と言われています。まだ一部のご遺体が埋まったままになっているそうです。



その後二手に分かれて、住民の家庭を訪問させていただきました。
お母さんは36歳で子どもさんが9人、11人家族でした。

家庭訪問の後、事務所で昼食をいただき、懇談。

ハエが多く、ゴミの臭いのなかでしたが、そんなことよりも、この厳しい現状を見学しているだけの無力な自分をどう受け止めていいのか・・考えてしまいました。

事務所で頂いた資料に目を通すと、もっと厳しい現実が綴られていました。

帰国後、こんなサイトを見つけました。
「忘れられた子供たち~スカベンジャー~」
ここのHPからオフィスフォープロダクションHPに入ると「ゴミ捨て場の子供たち」と題したビデオが見られます。



3日目は職業訓練センターへ!



女性のセンターですが、最近は男女を分けない方向になったそうです。
取材中のようです。


訓練中の女性たち!!輝いていました。


託児所もありました。


午後は女性の役割委員会へ


フィリピンの現実を通して、女性の社会的な役割の大事さも実感した研修となりました。

21日に帰国。翌日から疲れを取りながら、たまっていた家の掃除や洗濯。
未来は淋しかったのかなぁ・・どこまでも付いてきます。
乾いた洗濯物をたたんでいる未来ママを見ながら、ZZZ・・。
我が家での日常生活が戻ってきました。

2 件のコメント:

agreablement さんのコメント...

interesting blog, complimenti
hello

レオママ さんのコメント...

すごい! 未来ママのブログ
国際的になりましたね!! コメント
英語でしたね! 私も英語もっとまじめに
勉強しとけばよかったな!!